昔の旅から 雪の京王線・1991年12月

 19年前の雪景色をお届けします。

 現在、過去に撮ったフィルム写真のデジタル化を進めていて、作業が終わったものから、このブログでも随時公開予定。あの日、家の窓に降る雪を見たらいてもたってもいられなくなり、西行きの電車に乗って向かったのは東京郊外、京王線の長沼駅です。


1991年12月27日(金)


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昼遅くに目覚めたら、積もりそうな大雪。矢も盾もたまらずに家を飛び出していました。

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京王線の電車に乗って、とりあえず西へ。止まって帰れなくなるかもしれないけれど(笑)

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終点の2つ手前の長沼駅で降りてみました。

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白く煙って消えた線路の先が、空に向かってゆくようで。

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まっさらなホームにはじめの一歩。

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撮影中に入ってきた6000系電車が、行先幕も見えなくなるほどの雪を顔につけていました。

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駅の外に出てみます。

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雪は田んぼの中の一叢の木々をうずめてゆき、

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たわわに赤い実をつけたピラカンサの上にも。

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畑の白菜もすっぽり。

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おいらも埋まってしまいそうです。

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そろそろ駅に戻りましょう。

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落ちる明かりで、雪がほんのりと暖色に染められて。

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やってきたのは7000系電車。

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ふかふかのじゅうたんを踏みしめ、こぼれる光に招かれるように。

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府中駅にて。こうして今あらためて種別幕の色を見ると、向こうから来ているのは特急列車でしょうか。

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雪はあいかわらず降り続けています。

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おいらが乗ってきた電車の顔が、雪国かと見まがうほどに真っ白に。

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ポイントが雪で動かなくなるのを防ぐために点されたカンテラの火が、闇にぽつりぽつりと揺れていました。

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家に戻るまで、まだまだ旅は続くのです。

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この記事へのコメント

まりぽさ
2010年02月11日 23:17
府中に接近しているのは、たしかに特急だね。
たびつま
2010年02月12日 16:27
>まりぽささん

今だったら、準特急の可能性も考えなくてはいけませんよね。準特急、おいら的には別になくてもいいのだけれど(笑)

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